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PS3 YLOD 修理 part4 [PS3修理]

あっぢぃぃぃ(;≧皿≦)。゜°。



夏本番、PS3にも厳しい季節になってきたね。



がんばるべ!



ヨシ、part4いきますか。


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分解、リフロー作業を終え、PS3を組み直す。



主電源を入れ、赤ランプが点灯し通電を確認する。



さぁ、緊張の瞬間、起動ボタンを押す。



PS3:「 ピッ! 」



... ... ...



LEDが赤から緑に点灯し、YLODになることなく起動成功!



... ... ...



だが、少し様子がおかしい!?



いつまでたっても画面になにも表示されない。



(´・ω・`)



落ち着け、落ち着くんだ。



一度主電源を落とし、再起動を試みる。



PS3:「 ピッ! 」



... ... ...



... ... ...



... ... ...



やはり、いつまでたっても画面になにも表示されない。



(´・ω・`)ショボーン



いつかこの時がくると覚悟していたが、ついにこのときが来た。



焼きすぎてマザボードのどこかを壊してしまったようだ。



だが、



1.jpg


こんなこともあろうかと、ヤフオクにて初期型PS3(60GB) YLOD ジャンク品を

格安で手に入れてたいのである。



2.jpg



どっかの仮面をかぶった変態ロリコン野郎がこんなこといってたね。



2006年のは発売から、約9年連れ添った初期型PS3(20GB)を失う犠牲を払ったが、

貴重なデータはとれた。



私のリフロー条件では190secの加熱はマザボに致命的なダメージを与えてしまう。



ただ、データサンプルが1個なのでどこまで信用できるか怪しいが目安にはなろう。



相棒よ、君の犠牲は無駄にはしないよ。



ちなみに最近はオンラインのDLゲームしかしてないので、セーブデータは運営の

サーバーにバックアップがあるから安心。



その他、過去に遊んでたゲームはクリア済みだったので、未練もないしバックアップとかは

考えてなかった。



早速、既にヤフオクで入手しておいた初期型PS3(60GB) YLOD ジャンク品をバラシ、リフローする。



加熱時間の目安は190sec以下だが、あまりチャレンジしてまたマザボを壊しては元も子もない。



ビビリミッター発動!とりあえず120secで加熱。



3.jpg



無事にリフローも終わり、組み直す。



そして起動。



... ...



無事起動成功し、フォーマットをかけ初期設定。



動作に関しては問題ないようだが、冷却ファンが荒ぶっている。



クロスメディアバー画面にもかかわらず、10分もしないうちにPS3本体から

「熱いんだよてめぇ!早く電源落とせ!」と警告があり、ゲームどころじゃない。



CPUグリスの塗り方へぐったかな?



もう一度バラシ、今度はさっきよりも薄く丁寧にCPUグリスを塗り直す。



ちなみに冷却ファンの回転数はCPUにある温度センサーにて制御されているようで、

CPUが熱くなればなるほどファンの回転数が上がる仕様のようだ。



再度PS3を組み直し、起動させる。



だめぽ...また10分もしないうちに本体の温度が上がり、強制終了。



もしやこれは、CPUのヒートスプレッダとコアの間の冷却グリスが劣化が原因では?



うわぁ~(;´ρ`)...そこもグリス塗り直さないとダメ?



4.jpg
引用:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/sebuncha/20120511_532119.html

画像はお借りしたものでパソコンのCPUだが、一番上の金属の板がヒートスプレッダと

呼ばれるもので、このヒートスプレッダの下にあるのがコアである。



5.jpg
引用:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/sebuncha/20120511_532119.html

この画像も借り物だが、PS3も基本的に同構造なので参考にしてほしい。



先ほど塗り直したグリスは、この画像でいうヒートスプレッダとCPUクーラーの

間にあるグリスにあたる。



いくらここのグリスを塗りなおしても、ヒートスプレッダとコアの間のグリスが

劣化してれば、うまく熱が伝わらずCPUが冷えないのである。



とりあえずヒートスプレッダを剥がし(俗にいうに殻割り)コアとの間にグリスを

塗り直す前にもう一度悪あがきをする。



CPUグリスを熱伝導率の高いシルバーグリスに変更する。



PS3の修理に関してはずっと熱伝導率3.8W/m・kのCPUグリスを使っていたが、熱伝導率9.24W/m・Kの

シルバーグリスを使用してみることに。

【熱伝導率3.8W/m・k CPUグリス】


【熱伝導率9.24W/m・K シルバーグリス】




またPS3をバラシ、シルバーグリスを塗り直し組み上げる。



そして祈るように起動ボタンを押す。



... ... ...



祈りもむなしく、起動と同時にファンが荒ぶり、またもや10分程で強制終了。



どうやらCPUを殻割りしグリスを塗り直さないといけないようだ。



よし、いいだろう。



どうせこのまま同様の運用を続けてもどうせYLODが再発しジリ貧必至。



やってやろうじゃないか。



part5に続く



・part5はこちらから

・part3はこちらから

・part1から見る


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